YA1013 ファラハンサルーク アンティーク 199×130
ファラハンはイランの中西部にあるアラク市の北に位置する村です。
19世紀後半には非常にエレガントで美しく高品質なペルシャ絨毯を織ることで欧米で人気になりました。
総柄のヘラティやボテなどのタイプと、メダリオンデザインのタイプと大きく分けて2種類があり、ファラハンサルークと呼ばれるのは後者のタイプです。
特徴的な色はインディゴブルー、グリーン、イエロー、オレンジレッドなど。
こちらは19世紀後半、おそらく1880年代頃と思われるファラハンサルークです。
年代を経て熟成された美しい発色と、アブラッシュ(※)のグラデーションが幽玄な雰囲気を醸し出しています。
特にサルトランジ(メダリオンから長手方向に出ている文様)の、のびのびとした花びらの広がりが印象的です。幾何学模様の花柄ですが、立体的な奥行きも感じるデザインです。
パイルはかなり擦り切れて短くなっています。特にメダリオン部分に摩耗した箇所があります。
絨毯らしい柔らかな手触りはありませんが、アンティークにしかない美しさを感じることができます。
サイズ:約199cm×130cm
産地:イラン ファラハン
素材:ウール on コットン
年代:19世紀後半(1880年前後)
重量:約5kg
※ アブラッシュとは
ご購入前の注意点
ご購入前の注意点
*当店の絨毯はアンティークやオールドのユーズド品のため、色褪せやシミ、ほつれ、補修等があるものがございます。コンディションがそれぞれ異なりますので、商品説明をよくお読みいただき、ご質問等ございましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。
*クリーニング済です。入荷後にほこりや汚れのあるものについては、ペルシャ絨毯専門クリーニング店にて追加で水洗いクリーニングを行っています。
*撮影は自然光の下で行い、できるだけ実物に近づけるようにしていますが、モニターやその他環境などにより多少差が出ることがございます。
配送料
配送料
3万円以上送料無料
3万円未満は一律1000円
日常のお手入れ
日常のお手入れ
日常的には軽く掃除機をかける程度で十分です。
薄く柔らかいトライバルラグなどの場合は掃除機を強くかけると痛むことがありますのでご注意ください。外で埃を払うなどでもいいと思います。
ウールの絨毯は調湿性能があり梅雨などは湿気を溜め込みやすいため、お天気のいい日に年に2~3度は干して乾燥させてください。
長時間の直射日光での天日干しは絨毯が日焼けしてしまうのでご注意ください。
使用しない時期に丸めたり畳んでしまう場合は、その前に掃除をして干し、中に衣類用の防虫剤をいくつか入れてください。
長期間使用しない場合、また汚れが気になる場合などは、絨毯専門クリーニングにご依頼ください。当店にご相談いただければ信頼できるお店をご紹介いたします。
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